- そうとうしゅう
- そうとうしゅう【曹洞宗】禅宗の一派。 九世紀頃の唐の洞山良价(トウザンリヨウカイ)とその弟子曹山本寂の門流をいう。 1227年道元によって日本にもたらされ, 永平寺四世の瑩山紹瑾(ケイザンジヨウキン)のときに地方の武士・農民に教勢を伸ばした。 臨済と並ぶ禅宗の二大宗派。 福井県の永平寺と横浜市鶴見区の総持寺が本山。 只管打坐(シカンタザ)をもっぱら重視。〔「曹洞」の名は洞山と曹山によるとする説と禅宗六祖曹渓慧能と洞山によるとする説がある〕
Japanese explanatory dictionaries. 2013.